鬼門の大阪〜重い鉄扉を如何にして開くか? 〜2/2

UPDATE : 05/11/2019/DESIGNER

1958_190511_0002

僕はこれまでの20年間、大阪のマーケットに何度も挑戦し続けてきた。でもそこには簡単には動かすことのできない重い鉄扉をもつ鬼門があって、僕はその扉をなかなか開くことができなかった。以前勤めていたブランドでは東京からスタッフを送り込んでもその扉は全く開かず。KATSUYUKIKODAMAを立ち上げてから大阪へ進出するときも東京でガッチリとタッグを組むセールス・チームと一緒に乗り込んでいったにもかかわらず、その鉄扉は重くてなかなか動かず。去年の暮れあたりから戦略の練り直しミーティングを再三にわたって行ってきたんだけど、結局そのセールス・チームとは大阪においては袂を分かつことになった。

大阪でのポップアップ・ショップのような短期決戦のときは自社のスタッフや東京のセールス・チームと一緒に大阪へ出陣しても満足のいく結果を残すことができる。でも、大阪に常備の売場を構えるとなると、東京もんが転勤で行って商いを成功させられるほど、大阪のマーケットってのは甘いもんじゃない。そう、そこには恐ろしい鬼門が僕たちを前に立ちはだかっているんだ。それで僕たちは今年、春を迎える前のあたりから、現地大阪で活動するセールス・チームを探し始めた。

幸運なことに、人づてに紹介していただいた最初のセールス・チームが、この春から大阪で一緒にタッグを組むことになった「seek」の社長の青木さんだった。阪急メンズ大阪の7Fにあるカフェで初めて会ったその瞬間から僕たちは意気投合(←僕が勝手にそう思っている)、こちらからは、僕たちのブランドのこと、これまでの大阪における実績、恐ろしく重い扉をもつ大阪の鬼門のこと等々を、青木さんからはセールス・チーム「seek」の紹介や販売実績、これまで携わってきたブランドにどんな取り組みをしてきたか等々を話しをして、その日はお互い一旦案件を持ち帰ることにした。3週後、僕たちは今度は東京のKATSUYUKIKODAMAショールームで再度商談して正式契約に至り、4月より大阪でのセールスは「seek」チームが担うことが決定した。「seek」チームは僕にとって初めての大阪を拠点とするセールス・チームなんだけど、僕がぶつかってきた鬼門の鉄扉を、なんとしてでも一緒にこじ開けたいなって感じている。

「seek」チームと取り組みがスタートして早々の4月後半、阪急メンズ大阪1Fでのポップアップが開催。その後一息おかずに5月8日からは心斎橋大丸1Fでポップアップがスタートしている。「seek」チームにとってはいきなりの大舞台の連続なんだけど、「さすが地元!」と思わず声が出てしまうほど素晴らしいスタイルでお客さまと接しているではないか!!

やはり、大阪のマーケットにおいてKATSUYUKIKODAMAのトレンドのプレゼンテーションは正しかった。僕たちの提案を受けるカスタマーさまや新規のお客さまのマインドは若々しくてギラついている。 ブランド・コンセプトやシーズン・テーマを様々な角度からカスタマーにお伝えするのはこちら側の人。僕であり、KKセールスの稚佳や拓也であり、そしてこの春に出会った「seek」チームの青木さんやスタッフのみんなであり。要は人なんだ。携わる人がコト・モノをつくる。それを今回の阪急メンズ大阪と心斎橋大丸のポップアップ・イベントで再認識させられた。

「seek」チームのみなさん、これからよろしくお願いします!大阪の鬼門の鉄扉を開いてその先にある素晴らしいであろう景色を一緒に見に行きましょう!